ペットボトル症候群と糖分のお話。

西新井　歯科

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やまむら歯科
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足立区西新井５丁目にあります、やまむら歯科のスタッフブログです。

暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか？

熱中症の予防などでペットボトルで水分をとることが多い季節ですので、知っておいていただきたいお話があります。

タイトルの【ペットボトル症候群】聞いたことはありますか？

ペットボトル症候群とは、継続して大量にスポーツドリンクや清涼飲料水を飲むことで起こる、急性の糖尿病のような状態です。

※血糖値が上昇し、血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまうことで、ケトン体が増え、血液が酸性に傾き意識が朦朧としたり、吐き気、腹痛、倦怠感、昏睡状態、最悪の場合は死亡してしまうケースもあります。

皆様は、ペットボトル1本にどれくらいの糖分が含まれているかご存知でしょうか？

ペットボトルの表示には「糖分」との記載はなく炭水化物と書かれている部分をご覧ください。

この清涼飲料水の表示は100mlに対しての量です、500mlですと5倍ですので・・・

11.5ｇ×5＝57.5ｇの糖分が含まれています。

これはWHOが発表している成人1日あたりの砂糖の摂取限度量25ｇの2倍以上になります、清涼飲料水1本で2日分の糖分を軽く超えてしまうのです。

歯科からの視点でも、砂糖によって、虫歯や歯周病にかかりやすくなることは言うまでもありません。

～砂糖過剰摂取は、お口と身体の健康にも悪影響を与えます～

虫歯・歯周病の治療だけが歯医者の仕事ではありません。

やまむら歯科では、虫歯・歯周病にならない為の食事の取り方を提案し、健康の入り口である口腔内から全身疾患を予防する事を伝えるのも大切な仕事だと考えております。

しっかりと治療やメインテナンスに通っているのに、お口の状態が良くならない方は、まずは食生活や砂糖の過剰摂取を見直してはいかがでしょうか？

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